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栄養価から学ぶ食材図鑑 ~カツオ~

2023.05.09

皆様ご存じ?カツオの旬は春と秋

初ガツオと戻りガツオが美味しいのは身をもって体験済みではないでしょうか?

そんな初ガツオが旬な今・・・特に脂肪の少ないさっぱりとした味わいを堪能できる今のカツオは赤身も強く、健康にもよさそうなイメージですが、実際にどんな栄養価が含まれているのかはご存じでしょうか?

美味しく食べつつ、どんな嬉しい効能が身体にあるのか・・・サラッと確認してみましょう

カツオのカロリーと糖質

同じカツオでも、脂肪の少ない初ガツオと、脂ののった戻りガツオでは当然カロリーも変わってきます

カツオ100gあたりのカロリーと糖質(カロリー:糖質)

初ガツオ:108kcal:0.1g

戻りガツオ:150kcal:0.2g

クロマグロトロ:308kcal:0.1g

初ガツオと戻りガツオのカロリーが1.5倍の違うのは驚きですが・・・マグロのトロに比べればさらに半分であることに安心感を覚えます(笑)

また、いずれも糖質は非常に少なく食べた時の罪悪感という意味では最も薄い初ガツオは満足感ある食材として非常に優秀ではないでしょうか?

カツオのタンパク質量

そもそも魚は比較的タンパク質量の豊富な食べ物ですが墓の魚とも比較してみましょう

可食部100gあたり

初ガツオ:25.8g

戻りガツオ:25.0g

鮭:22.3g

サバ:20.6g

アジ:19.7g

・・・と、魚の中でも特にタンパク質量が豊富なことがわかります

低カロリー・低脂肪・高タンパク、、、なんと嬉しい食材なのでしょう(笑)

その他の嬉しい栄養価

カツオにはそのほかにも身体に嬉しい栄養価が豊富に含まれています

ざっと紹介していきましょう

運動により分解された筋肉の補修や疲労回復の効果のある必須アミノ酸「バリン」

同じく疲労回復効果が期待できるビタミンB群「ナイアシン」

鉄分の中でも特に吸収性が良いと言われている「ヘム鉄」

同様に貧血予防に効果のある赤血球を作る「ビタミンB12」

アミノ酸代謝に関与し、免疫機能や神経伝達物質の合成、皮膚の健康を保つ働きなどが期待できる「ビタミンB6」とその吸収性を上げる「ビタミンB2」

丈夫な骨を作るために必要な脂溶性のビタミン「ビタミンD」

そして、脳の働きを活性化させたり、血液の流れをスムーズにして血栓を防ぐなどの効果(悪玉コレステロールを下げる働き)も期待できるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)

もはや食材というよりサプリメントではないでしょうか?(笑)

まとめ

筋トレやダイエットにはもちろん、日々の健康的な生活に欠かせない栄養素を沢山含んでいるカツオ

特に脂肪の少ないさっぱりとした味わいが特徴で美味しい初ガツオは、味覚的にも栄養価的にも今が大チャンスです

旬を堪能しつつ身体にもうれしい初ガツオ、ぜひ堪能してください

5,6,11,12,18,19,25,26

2,3,9,10,16,17,18,31